2009年 09月 05日
人間のする事の正しさ
絶対に八百長などしていない。先輩である田中勉から『預かってくれ』と
言われた金を押入れにしまっていただけだ
池永正明
(日本の野球選手)
過去を振り返れば、色々な出来事がある。
そんな中、池永選手のいわゆる
『黒い霧事件・永久追放処分』 って、いうのがある。
すごい豪腕投手で、打撃もすごい。
プロ球界の宝のような存在だった。
しかし、1969年のシーズンオフに黒い霧事件が明るみに出る。
チームメイトの永易将之が八百長(敗退行為)をした疑いのある西鉄の6人の選手を挙げ、その中に池永が入っていた。
本人は「絶対に八百長などしていない。
先輩である田中勉から『預かってくれ』と言われた金を押入れにしまっていただけだ」と主張していた。
刑事事件としては池永は不起訴処分となった。
だが、日本野球機構側は「八百長行為が絶対に無かったという確証が無い」という見解であり、依頼金を受け取り返さなかった事・誘われた事実を機構事務局に通報するのを怠った事で矢面に立たされた。
1970年5月25日、永久追放処分となってしまった。
一方、同時に疑いをかけられていたチームメイトの基満男は厳重戒告処分で、当時から地元新聞を中心に「見せしめの為に永久追放になった悲運のエース」という言葉が躍っていた。
さて、今ではこの方どうなったのか?
知人の方達、仲間達が何度か処分取り消しを求める署名活動等の運動が幾たびにも渡って行われたが、処分解除はなされなかった。
現在では、2005年4月25日に日本野球機構(NPB)は池永に対する処分を解除し、池永は35年ぶりに復権した。
この出来事は、何を語るのだろうか?
人間がする事(司法)は、絶対正しいとは思えない。
人が貫いて言っている事は、耳を傾けるべきだと思う。
今日本では、民主党が第一党になった。
正直言うと、将来が不安である。
一事が万事、常に人間は正しい判断をする訳ではない。
そこを国民はどう見て、どうとるのか?
言われた金を押入れにしまっていただけだ
池永正明
(日本の野球選手)
過去を振り返れば、色々な出来事がある。
そんな中、池永選手のいわゆる
『黒い霧事件・永久追放処分』 って、いうのがある。
すごい豪腕投手で、打撃もすごい。
プロ球界の宝のような存在だった。
しかし、1969年のシーズンオフに黒い霧事件が明るみに出る。
チームメイトの永易将之が八百長(敗退行為)をした疑いのある西鉄の6人の選手を挙げ、その中に池永が入っていた。
本人は「絶対に八百長などしていない。
先輩である田中勉から『預かってくれ』と言われた金を押入れにしまっていただけだ」と主張していた。
刑事事件としては池永は不起訴処分となった。
だが、日本野球機構側は「八百長行為が絶対に無かったという確証が無い」という見解であり、依頼金を受け取り返さなかった事・誘われた事実を機構事務局に通報するのを怠った事で矢面に立たされた。
1970年5月25日、永久追放処分となってしまった。
一方、同時に疑いをかけられていたチームメイトの基満男は厳重戒告処分で、当時から地元新聞を中心に「見せしめの為に永久追放になった悲運のエース」という言葉が躍っていた。
さて、今ではこの方どうなったのか?
知人の方達、仲間達が何度か処分取り消しを求める署名活動等の運動が幾たびにも渡って行われたが、処分解除はなされなかった。
現在では、2005年4月25日に日本野球機構(NPB)は池永に対する処分を解除し、池永は35年ぶりに復権した。
この出来事は、何を語るのだろうか?
人間がする事(司法)は、絶対正しいとは思えない。
人が貫いて言っている事は、耳を傾けるべきだと思う。
今日本では、民主党が第一党になった。
正直言うと、将来が不安である。
一事が万事、常に人間は正しい判断をする訳ではない。
そこを国民はどう見て、どうとるのか?
by oh-happydays | 2009-09-05 15:33